第3回新卒者研修を終えて
甲府城南病院 小笠原 健吾
令和3年度第3回新卒者研修に参加しました。今回は、「構音障害」をテーマに石垣亮太先生(甲斐リハビリテーションクリニック)、萩原由香先生(山梨リハビリテーション病院)の講義を受講しました。
私自身、日々の臨床の中で構音障害の患者様と接する機会が多いため、何としても今回の学びを今後に活かさなくてはという気持ちで講義に臨みました。ZOOMでの開催ということもあり、先生方のデモンストレーションを間近で見ることが出来なったのは残念でしたが、姿勢の影響、呼吸の状態、促通の方法など、学校では学んでこなかった内容を細かく丁寧に聴くことができ、大変貴重な学びとなりました。特に促通に関しては、時期や手技を誤ると症例に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあるとのことで、今後も知識や手技の研鑽を積み慎重に行う必要があると改めて感じました。
構音障害に対する訓練は、訓練時間内でも比較的変化が見られやすいということですので、今回の研修で得た学びを少しでも臨床に還元できるよう、日々努力していきたいと思います。