「第1回新卒者研修を終えて」
甲州リハビリテーション病院 中島瑞穂
この度、令和5年度第1回新卒者研修に参加し感想を述べるにあたり、まずは、私が言語聴覚士として、働くことができていること、またそのために多くの諸先輩方からご指導頂けていることに、心から感謝申し上げます。私はこの半年間の中で、ある患者様から「自分にとっては1年目の言語聴覚士からリハビリを受けることと10年目の人からリハビリを受けるのとでは関係ないから、その人を信じてリハビリをするしかないんだ」と言われたことがありました。その言葉を受けて、勉強不足や経験年数を自分の弱みの言い訳にしてはいけないと痛感しました。研修にもあったように、どのようなセラピストがリハビリテーションを行おうと、患者様からは同じ代金を頂いてリハビリテーションを提供しております。その事実から、責任の重さと言語聴覚士の仕事が患者様にどれだけ必要なのかを改めて気づかされました。先輩方のようにはまだできませんが、日々努力を重ね、いつか先輩方のようになりたいと思いました。
言語聴覚士のあるべき姿や役割があったとしても、時代の流れやライフスタイル、患者様やそのご家族が求めるものは、日々変化し続けていると感じました。これからも、一つでも多くの場を活かして学び続けていきたいと思います。

