2023年10月13日

令和5年度第1回新卒者研修会参加記

「第1回新卒者研修を終えて」
甲州リハビリテーション病院 中島瑞穂
 この度、令和5年度第1回新卒者研修に参加し感想を述べるにあたり、まずは、私が言語聴覚士として、働くことができていること、またそのために多くの諸先輩方からご指導頂けていることに、心から感謝申し上げます。
 私はこの半年間の中で、ある患者様から「自分にとっては1年目の言語聴覚士からリハビリを受けることと10年目の人からリハビリを受けるのとでは関係ないから、その人を信じてリハビリをするしかないんだ」と言われたことがありました。その言葉を受けて、勉強不足や経験年数を自分の弱みの言い訳にしてはいけないと痛感しました。研修にもあったように、どのようなセラピストがリハビリテーションを行おうと、患者様からは同じ代金を頂いてリハビリテーションを提供しております。その事実から、責任の重さと言語聴覚士の仕事が患者様にどれだけ必要なのかを改めて気づかされました。先輩方のようにはまだできませんが、日々努力を重ね、いつか先輩方のようになりたいと思いました。
言語聴覚士のあるべき姿や役割があったとしても、時代の流れやライフスタイル、患者様やそのご家族が求めるものは、日々変化し続けていると感じました。これからも、一つでも多くの場を活かして学び続けていきたいと思います。
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posted by 山梨県言語聴覚士会 at 22:48| 新卒者研修会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月15日

令和4年度第7回新卒者研修会参加記

「第7回新卒者研修会を終えて」
山梨県立中央病院  宮下 由羽
 この度、ZOOMにて開催された新卒者研修会「運動障害性構音障害」に参加させて頂きました。
臨床現場において関わる運動障害性構音障害についての基礎的な訓練の流れや評価を実際の臨床に近い内容を映像を通して見比べながら学ぶことができ、教科書や論文など文面だけでは学ぶことのできない貴重な経験になりました。評価の中でしっかりと問題点の抽出を行い、その問題点に対して明確なアプローチを行っていくことの大切さや訓練を反復して行うだけでなく、正しい姿勢の調整がもたらす良い影響や重要さを改めて学ぶことができました。
 また、研修会の終盤にはグループワークにて交流を深める機会をいただきました。今年度も新型コロナウイルスにより対面した研修会や学会の開催が厳しい1年であり、他病院の先生方と関わる機会なかなかありませんでした。1年の最後ではありましたが、多くの先生方と意見交換をすることで新たな気づきや今後の活力になるような話し合いができました。このような学びの場を設けてくださった先生方には誠に感謝しています。

「第7回新卒者研修会を終えて」
甲州リハビリテーション病院  山本 大暁
 この度、第7 回新卒者研修に参加し、運動障害性構音障害について講義をしていただきました。私の所属先でも運動障害性構音障害に触れる機会が多く、本講義を受けることでより一層理解が深まりました。口や舌の筋肉、構音器官の内容等、基本的な知識の確認だけでなく、実際の訓練の際での確認すべきポイントや具体的な訓練の実施方法、評価の際に気を付けるべき点等につき、本講義で詳しく説明していただき、大変勉強になりました。
 これまで私は、訓練につき守るべきポイント、注目すべきポイントがつかめず、形式的な訓練になってしまっているのではないか、と感じていたことが多々ありました。本講義で教えていただいた方法を繰り返し練習し、患者様への実際の訓練・評価に反映できるよう、技術を修得していきたいと思います。
posted by 山梨県言語聴覚士会 at 13:19| 新卒者研修会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月16日

令和4年度第6回新卒者研修会参加記

第6回新卒者研修会を終えて
甲州リハビリテーション病院  河西 夏希
 令和4年度第6回新卒者研修会に参加させていただきました。今回は、「摂食嚥下障害」について、佐々木蘭子先生(春日居サイバーナイフ・リハビリ病院)の講義を受講しました。
 摂食嚥下障害について、学校でも学んできましたが、知識としてしっかり身に付いていないことがたくさんあり、摂食嚥下障害について再学習しなくてはならないなと改めて痛感しました。実際に摂食嚥下障害の患者様に訓練を行う際は、その人の障害像や能力、意識レベル、コミュニケーション能力等全てを考慮しながら訓練を取捨選択するため、本来するべき訓練が行えない時があります。その際に、一つの機能障害に対し、複数の知識やアプローチ方法を持っていれば一つのアプローチが難しくても、また別の方法を導入し機能改善のためのリハビリが可能となると思います。そのため、本研修で得たことを日々の臨床で生かしていけるよう、今回学んだことの復習や更に知識を深めていきたいと思います。今後も積極的に研修に参加し、自己研鑽に励んでいきたいです。
第6回新卒者研修を終えて
笛吹中央病院  佐久間 香穂
 今回、ZOOMにて「新卒者研修 嚥下障害」に参加させて頂きました。講師の佐々木先生をはじめ、忙しい中私たちの研修会のために準備をしてくださった先生方に感謝いたします。
研修会では、佐々木先生が臨床で行われているリハビリの内容について教えていただきました。臨床ではさまざまな制限により教科書に書かれているような方法でのリハビリができないことが多いということを日々実感しております。そのため、指示の入りにくい方へ既存の手技を同じ効果が得られるように工夫する方法や、患者様にも視覚的に伝わるように工夫された手作りの訓練道具のお話は翌日からの臨床に役立つ内容で非常に勉強になりました。制限のあるなかで効果のあるリハビリを患者様に提供できるよう、今回教えていただいたことを臨床に生かし、これからも精進していきたいと思います。ありがとうございました。
第6回新卒者研修会を終えて
恵信梨北リハビリテーション病院  平澤 輝彦
 令和4年度第6回新卒者研修会に参加しました。今回は、「摂食嚥下障害」をテーマに春日居サイバーナイフ・リハビリ病院の佐々木蘭子先生の講義をZOOMにて受講しました。入職してからもうじき1年が経つところで、今回の摂食嚥下リハを行う重要性、また実施するうえでのリスク管理や評価、訓練のポイントなどを初心に戻り整理する貴重な機会となりました。
 日々の臨床で自分の行っている評価、訓練に不安を感じることがあるなかでの今回の研修はとても励みになりました。市販の訓練道具を活用すること以外にも、工夫をすることで訓練に活かせることを学べ、今後の臨床に繋げていきたいと強く思いました。
 今回の研修最後に様々な患者様の映像をみせていただき、食事は人間らしい生活を営むこと、また喜びを得られる行為であると佐々木先生のお話のとおりだと痛感しました。摂食嚥下機能の評価や訓練の知識・経験をもっと積み重ねていきながら、患者様への安全な経口摂取をどのようにすれば実現できるか、諦めずにいこうと思います。

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posted by 山梨県言語聴覚士会 at 14:09| 新卒者研修会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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