2023年02月13日

令和4年度第5回新卒者研修会参加記

第5回新卒者研修を終えて
恵信甲府病院  濵﨑 野如
 1月26日に開催された第5回新卒者研修会に参加させていただきました。
 今回は「SLTA」をテーマに甲州リハビリテーション病院の元木雄一朗先生並びに松本陽佳先生の講義を受講しました。今回の講義を受け学生時代に学んだ所を再度振り返ることができた点や、実際にSLTAの検査項目の中から抜粋していただき、記載の仕方等を学ぶことができました。また近日にSLTAをとる機会がありましたので、今回の講義で学んだことを実施の臨床に活かすこともできました。この度の講義を受けて失語症の患者様に対する検査の実施方法に対しても重要に感じました。加えて検査を実施した後の結果の分析に関しても経験不足であり、自身の言葉で説明することの困難さを実感しました。今後この研修会で学んだことを次の臨床にも取り入れより良いリハを提供できるように精進していきたいと思います。

「第5回新卒者研修会を終えて」
甲州リハビリテーション病院  土井 未沙貴
 令和4年度第5回新卒者研修会に、ZOOMにて参加させていただきました。今回は、「SLTAの実践、SLTA検査方法」について、元木雄一朗先生、松本陽佳先生(甲州リハビリテーション病院)の講義を受講しました。
 私は、中途入職のため言語聴覚士として4年目ですが、改めてSLTAの実施方法を学ぶことで、検査内容の再確認と実施方法の見直しが出来ました。また、下位項目の目的や特徴、着眼点について学ぶことができ、今後の臨床の中で失語症の障害分析に役立つものだと感じました。SLTAの検査方法では、動画や解答用紙を見て採点練習をしたり、記録方法について教えていただいたりとより実践的な内容ですぐに真似できるものばかりでした。一人で臨床を行うようになると、他のセラピストの臨床を見る機会が少なく自己流になってしまうところもありますが時折初心に返る大切さを感じました。今後も積極的に研修会に参加しより良い臨床ができるように学び続けたいと思います。

「第五回新卒者研修会を終えて」
春日居サイバーナイフ・リハビリ病院  塚本 直輝
 令和4年度第5回新卒者研修に参加させていただきました。今回は「SLTAの実践」をテーマに元木雄一朗先生(甲州リハビリテーション病院)、松本陽佳先生(甲州リハビリテーション病院)の講義を受講させていただきました。
 今回の講義で、SLTAの全般的注意点や各項目の特徴など改めて学ぶことができました。
 これまでSLTAを実施した際に、記録に時間がかかってしまうことがありました。そのため、患者様に余計な負担をかけさせてしまっていました。今回、簡潔に記録するやり方を実際の動画を用いながら行うことができ、より深い理解へと繋がりました。今回の講義で学んだことを活かし、言語聴覚士として最小限の負担で最大限のリハビリテーションが提供できるよう、日々精進していきたいと思います。

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2023年01月10日

令和4年度第4回新卒者研修会参加記

甲州リハビリテーション病院  山本 大暁
2022年度第4回新卒者研修会に参加させていただきました。今回は「失語症」、「高次脳機能障害」をそれぞれテーマとして、桂川謙祐先生(甲府城南病院)と元木雄一朗先生(甲州リハビリテーション病院)の講義を受けることができました。
今回の講義を受けることにより、失語症、高次脳機能障害の基礎知識の確認から、タイプ分類の意義と方法、患者様を診る上で重要な情報収集について、さらには実際の症例からの失語症の症状の確認等をすることができ、患者様の問題点及びその抽出作業、その上での訓練プログラムの立案までの流れを考えるにあたって、非常に重要に感じました。
実際の患者様を目の前にしたとき、知識不足、経験不足から患者様の問題点、必要な訓練内容を分析、判断する際、困難性を感じておりました。
今後は、今回の研修会で学んだことを生かし、言語聴覚士としてよりよいリハビリテーションを患者様に提供できるよう精進していきたいと思います。
以上

山梨県立ろう学校  藤田 芝圭美
 第4回目の新卒者研修は,高次脳機能障害と,失語症についてでした。学校勤務の私にとって、失語・高次脳機能障害は、大学の講義で学んで以来触れる機会がほとんどなく、畑違いで敷居の高い領域です。恐る恐る参加した研修会でしたが、お二人の先生から「まずは患者様をよくみること」「自分の仮説をたてること」「分からないことを先輩に聞くこと」の大切さをお話頂きました。これは、どの領域でも、教育でも大切なことであると感じました。実践の中で、自分の見立て・評価に自信が持てず迷うことも多い日々ですが、「最初は自信がなくて当たり前」というエールを講義の中で頂きました。これから言語聴覚士としての基礎的な知識をしっかりと身に着け、様々な可能性を考えるための領域をこえた広い視野をつけていきたいと思いました。
 新卒者研修は、言語聴覚士としては一人職場の私にとって、様々な領域のことを先輩方から教えて頂ける大変貴重な場です。この様な機会を頂けることに感謝して、今後も研鑽に努めていきたいと思います。

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2022年12月15日

令和4年度第3回新卒者研修会参加記

「第3回新卒者研修会を終えて」
山梨県立中央病院  宮下 由羽
 この度、ZOOMにて開催された「認知症サポーター養成講座」に参加させて頂きました。高齢化社会と言われる現在、誰しもが耳にしたことがある「認知症」という言葉ですが、私たち言語聴覚士にとっても非常に身近な疾患です。
 臨床現場においても認知症の診断を受けている患者様は多くいらっしゃいます。一括りに認知症と言っても出現するBPSDは人それぞれであり、1つ1つのBPSDに何か原因があるのだということがわかりました。そして、それは本人の意思によるもののみならず、私たちのような周囲の人々の関わり方が引き金となり引き起こしてしまうものも含まれているのだということを教えていただきました。
入院されている患者様との毎日のリハビリテーションの中で現れるBPSDに気づき、何故そのような症状が出現しているのか、その症状に隠された意図は何なのかをしっかりと考え、向き合うことのできるセラピストになっていきたいと思います。また、このような貴重な学びを経験できたことに感謝し、自身の知識やスキルとして生かしていきたいと思います。

「第3回新卒者研修 認知症サポーター養成講座を終えて」
笛吹中央病院  佐久間 香穂
 第3回新卒者研修を受講させていただきました。私自身、関わらせていただく患者様のほとんどが認知症と診断されている方です。今回の研修で、認知症の方々がなぜ攻撃的な行動をとってしまうのか、どう関わることが必要なのか知ることができ関わり方を見直すことができました。印象的だったのは、「ケアする側の私たちの不適切なケアがBPSDとなって返ってきて悪循環にいたる」という内容です。私は大声で叫んでいる、物をたたいている患者様のなど行動をみて怖いと思ってしまったことがあります。しかし、その行動も私たちの言動が起こしてしまっていると知り、患者様にとても怖くて不安な思いをさせてしまっていたことを気づかされました。
言語聴覚士としてできることは患者様の今の能力をしっかりと評価し残された機能を最大限に生かすことができるように、他職種の方に伝えていくことだと学びました。
まだまだ患者様との関わり方、評価も未熟ではありますが、研修受講や自己学習にて知識を身につけるとともに、業務の中で患者様と関わらせていただくことで経験を積み、これから関わらせていただく患者様に返していけるよう努力していきたいと思います。
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posted by 山梨県言語聴覚士会 at 08:29| 新卒者研修会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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